前撮りの写真でできること, 結婚式の前撮りをするメリット

京都の前撮りで選べる衣装のお話

京都で前撮りする際の衣装には、以下のような物があります。

色打掛

一つ目は、「色打掛」。華美であり、写真映えもよいので最も人気があります。特に、本番はウエディングドレスや白無垢がメインとなりがちなので、事前に写真を撮る際は色鮮やかな物を身に着けたいという心理が働くからです。

二つ目は、「ウエディングドレス」。定番ですが、やはり本番と同じ物を着た写真を残しておきたいという要望もたくさんあります。ヘアメイクの予行演習を
兼ねることができますし、和装よりも撮影がしやすい
という利点もあります。

三つ目は、「白無垢」。本番でウエディングドレスを着て、事前に写真を撮る時は白無垢という人も多く見られます。

四つ目は、「カラードレス」。ウエディングドレスと白無垢の他にもう1着という場合に、選ばれることがよくあります。

洋装と和装、両方の写真を残しておきたいというのが理由です。
どれを選んでもよいですが、京都では和装と洋装1着ずつというパターンが多いようです。

京都の前撮りでも選べる!「白無垢」の由来や末広などのアイテムを紹介!

白無垢は室町時代から、最も格式の高い婚礼衣装として武家の娘が着用をしていました。

白無垢の由来

白無垢という言葉の由来は、神に仕える人の衣裳が白だったことから、結婚式という神聖な儀式を行う際にも、同じような気持ちで白だけの衣装を花嫁が着用し、この名前がついたといわれています。

また白色は純潔を表しており、新しい家に嫁ぐ娘は真っ白な衣装を着て入り、嫁ぎ先の家の色に染まりやすいようにという意味もあります。白無垢は付属のアイテムが多いことでも知られています。

松竹梅や鶴亀などが描かれた打掛や打掛の下に着る振袖は掛下と呼ばれていて美しいものです。筥迫という化粧ポーチの役割を果たすものや懐剣と呼ばれる短剣も花嫁衣装のアイテムの一つです。

さらには末広と呼ばれる扇子も白無垢の大切な付属アイテムとなっています。扇子の形が末広がりになっており、行く末が広がり幸せになれるようにという願いをこめて花嫁が持ちます。

白無垢について理解をしておくと、花嫁になって着用する際には大切に思えることになります。

また結婚式に招かれて花嫁の衣装の白無垢を見る機会があったら、この衣装の由来や付属アイテムの持つ意味を思い出し、話題にできると有意義です。