前撮りの写真でできること, 前撮りの時期, 結婚式の前撮りをするメリット

雨の日の前撮りについて

ジューンブライドと言う言葉があります。これは6月に結婚した花嫁は必ず幸せになると信じられているのです。その由来ははるか昔の古代ローマにまでさかのぼります。守護神の加護を受けられて6月に挙式すると永遠い幸せになることがヨーロッパでは長く信じられてきました。

そして西欧で6月は最も気候の良い時期であり挙式披露宴に最適なシーズンでもあります。こうした伝統を継承しメディアに紹介したのが日本のブライダル業界であり、すっかり日本でも定着しました。

そこで日本では梅雨時にもかかわらず前撮りをしようとするカップルが後を絶たないのです。実際6月は天気予報で晴れと言ってもいつ雨が降ってきてもおかしくない状況で、撮影が中断したり延期になることも少なくありません。

雨粒を素敵な演出

ところが、それを逆手にとって雨粒を素敵な演出としてとらえ、カメラに収める事もできるのです。プロカメラマンは撮影時に光を当て雨粒を偏光色に光る演出にすることも可能です。

そしてウエディングドレスにマッチする白居素敵なゴージャスなパラソルをもって撮影するなど、個性が際立つ素敵な写真に仕上げる事もできます。

またフォトスタジオは雨の日に備え、スタジオ撮影に変更することも迅速に対応できます。

幻想的な撮影について

前撮り当日が雨であると、多くのカップルはネガティブにとらえてしまうものです。それはロケーション撮影が難しくなり、泥ハネなど白いドレスを汚してしまう可能性があるためです。しかしそこはプロカメラマンにお任せすると良いでしょう。

足元のドレスが濡れないような工夫と、ミニ丈のウエディングドレスを用意するといった方法もあります。そして前述したように美しいパラソルで相合い傘の演出をして撮影に臨むこともできるようになるのです。これはまさに雨の日にしかできない演出であって、非常に思い出深い前撮り写真になる事間違いありません。

またプロカメラマンは、雨で出来た水溜まりも無駄にすることがないのです。水たまりはその前に立つカップルをまるで鏡のように映し出します。
子の前撮り写真は幻想的であり、世界で唯一無二の素晴らしい前撮り写真に成る事間違いありません。

さらには雨上がりには、虹が出る可能性もあります。虹が水たまりにうつり、さらに白い婚礼衣装に身を包まれた花嫁がうつると、それは実に素晴らしい芸術作品レベルの写真に成るわけです。この写真を目にすればかえって撮影日当日が雨でよかったとさえ思ってもらえます。