古都京都にはその町並みにも合う和服を着用したいと考える方も多く、たくさんの着付け教室があります。
それらの多くは京都から全国展開され、京都以外の地域でも京風の着付けを伝授してもらうことが可能になっています。
着付けの教室はそれぞれ特色がありフォームが少しずつ違うことがあります。
使う道具なども教室によって少しずつ異なります。
一般的な手結びで帯を結ぶ場合はどこもほとんど同じ方法ですが、専用の帯結び道具などを購入することにより簡単に帯を結べるような工夫をしているところも多くあります。
また、教室ごとに使う小物も異なり、通常入会するときに一式を揃える必要があります。
しかしそれらの多くはとても使いやすく考えられて作られているため、その後着物を着るつど便利に利用することができる優れものです。
せっかく教室に通うのですから、日常的に着物を取り入れられるようになりたいものです。
着付け教室を卒業後も着物をきる機会をつくりましょう。
その際にせっかく習ったにもかかわらず、きちんと着付けができないのではいけません。
そのためにも教室で購入する小物は役立ってくれるのです。
京都の着物の柄は東京のものとは異なり、色や柄が鮮やかであることが多く、時代背景や地域の特徴により異なる文化を学ぶことができると言う面でも、着物好きにとっては興味深いものとなります。